干姜と生姜
時々、このブログの検索キーワードをみることがある。
時により、「のど痛」とか「痰の絡んだ咳」とかがあり、
「あ、この時期は、ここが不調の人が多いんだな~」
と、あまり更新もできないくせに、対策や予防メニューを考えてみたりしてる。
今日の検索キーワードで、気になったのは、干姜(かんきょう)。
ここのところ、干姜の検索が多いけど、もしかして流行ってる??
干姜ともかくし、乾姜ともかく。
干姜とは、生姜を使った生薬のこと。
生姜はお馴染、食べ物にもなってるけど、その薬効の高さから、
漢方薬に使われる生薬の1つにもなっている。
生薬名は、ショウキョウ。
毛穴を開いて、汗と一緒に、邪気(病気のもと)を追い出すから、
ぞくぞくしたり、くしゃみが出たりする風邪の初期症状にも効果的。
他にも、お腹の中をめぐらせて温めたり、
からだの余分な湿気を外へ出したり、
ナツメとともに使って、胃腸の働きを高めたり、
「嘔家の聖薬」とも言われ、どんな吐き気にも効果があるなど、
いろいろなチカラがある。
その生姜を、もとにしたものが干姜だけど、
そのとらえ方は、日本と中国ではちょっと違ってる。
日本では、生姜を蒸して、乾燥させたものを干姜といってて、
薬膳を勉強している時には、それが干姜だと習ったけど、
中国では、生姜をそのまま干したものを干姜といっている。
干姜は、生姜よりも、体を温めるチカラが強い。
冷えて、お腹が痛くてしょうがないとか、
下痢になってしまってとか、
元気もないし、夜布団に入っても朝までひえちゃう。
そんな人には、温めるチカラが強い干姜がオススメだけど、
巡りは、生姜の方がいいから、
体の隅々まで巡りをよくして、あったかさを届けるには、生姜の方が効果的かも。
今は、1年の内で一番寒い時期。
一口に『冷え症』といってもその原因はさまざま。
前も記事にしたけど、外は寒いので、人間の体は大切な内臓が冷えないように、
この時期は、お腹の中は夏よりも、熱がこもりやすくなってます。
でも、手足は冷たい・・・という人は、もしかしたら、
からだの中に熱はあるけれど、
何らかの原因で、体の隅々まで熱が届けられてないかもしれません。
確かに、干姜は温めるチカラが強いので、生姜よりもポカポカを体感できると思うけど、
もともとお腹に熱があるのに、ますます干姜で温めてしまったら、
ヒートアップして、トラブルの原因になるかもしれません。
例えば、口内炎ができやすくなるとか、便秘になるとか、ニキビや吹き出物が増えるとかね。
同じように、シナモンやニンニク、唐辛子なども熱をもちやすい食べ物です。
口内炎など熱のサインが出てたり、のどが痛かったりする時には、控えた方がいいと思います。
あと、妊婦さんも、こういった熱のもちやすい食べ物は、たくさん食べ過ぎない方がいいですよ。
冷え症の対策は、干姜や生姜だけではありません。
流行ってる?干姜、「冷え性さん」といったら生姜と思うところかもしれませんが、
もしかして、体質にあってなければ、ただの熱を生みだす原因になってしまいますので、
口内炎などのからだのサインをみつつ、上手に冷え対策をしてくださいね。

前回記事にした黒豆も、
からだを温めるチカラ、熱はもたないけれど、巡りを良くするチカラがあるので、
手足の冷えがある人には、オススメの食材だ。
「冷え性」だからと、1つの食材にこだわりすぎずに、いろんな食材をバランスよく。
あっためる食材は、やや多め・・・これくらいの方がいいんじゃないかな~と思ってます。
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次回のハーバリスト倶楽部の薬膳講座のお知らせです。
漢方&薬膳美人塾・Myボトル薬膳茶
体質チェックをして、茶葉と、いろいろな薬膳食材をブレンドしていただきます。
お好きなブレンドをしていただき、試飲をしていただき、お気に入りの『My薬膳茶』を
作ってみてくださいね。
薬膳茶・薬膳スイーツ付です。
日時:2013年3月2日(土) 10:00~12:00
場所:カモミール 世田谷区宮坂2-26-24-1F
(小田急線豪徳寺駅徒歩2分または、東急世田谷線山下駅徒歩1分)
参加費:会員3,000円/非会員3,500円 + 材料費500円
お申込み&お問い合わせは、お電話にて 03-5426-2123
または、下記HPより
申込み締め切り:2013年2月23日(土)
コチラのHPに詳しくは掲載されております。
ハーバリスト倶楽部
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「あ、この時期は、ここが不調の人が多いんだな~」
と、あまり更新もできないくせに、対策や予防メニューを考えてみたりしてる。
今日の検索キーワードで、気になったのは、干姜(かんきょう)。
ここのところ、干姜の検索が多いけど、もしかして流行ってる??
干姜ともかくし、乾姜ともかく。
干姜とは、生姜を使った生薬のこと。
生姜はお馴染、食べ物にもなってるけど、その薬効の高さから、
漢方薬に使われる生薬の1つにもなっている。
生薬名は、ショウキョウ。
毛穴を開いて、汗と一緒に、邪気(病気のもと)を追い出すから、
ぞくぞくしたり、くしゃみが出たりする風邪の初期症状にも効果的。
他にも、お腹の中をめぐらせて温めたり、
からだの余分な湿気を外へ出したり、
ナツメとともに使って、胃腸の働きを高めたり、
「嘔家の聖薬」とも言われ、どんな吐き気にも効果があるなど、
いろいろなチカラがある。
その生姜を、もとにしたものが干姜だけど、
そのとらえ方は、日本と中国ではちょっと違ってる。
日本では、生姜を蒸して、乾燥させたものを干姜といってて、
薬膳を勉強している時には、それが干姜だと習ったけど、
中国では、生姜をそのまま干したものを干姜といっている。
干姜は、生姜よりも、体を温めるチカラが強い。
冷えて、お腹が痛くてしょうがないとか、
下痢になってしまってとか、
元気もないし、夜布団に入っても朝までひえちゃう。
そんな人には、温めるチカラが強い干姜がオススメだけど、
巡りは、生姜の方がいいから、
体の隅々まで巡りをよくして、あったかさを届けるには、生姜の方が効果的かも。
今は、1年の内で一番寒い時期。
一口に『冷え症』といってもその原因はさまざま。
前も記事にしたけど、外は寒いので、人間の体は大切な内臓が冷えないように、
この時期は、お腹の中は夏よりも、熱がこもりやすくなってます。
でも、手足は冷たい・・・という人は、もしかしたら、
からだの中に熱はあるけれど、
何らかの原因で、体の隅々まで熱が届けられてないかもしれません。
確かに、干姜は温めるチカラが強いので、生姜よりもポカポカを体感できると思うけど、
もともとお腹に熱があるのに、ますます干姜で温めてしまったら、
ヒートアップして、トラブルの原因になるかもしれません。
例えば、口内炎ができやすくなるとか、便秘になるとか、ニキビや吹き出物が増えるとかね。
同じように、シナモンやニンニク、唐辛子なども熱をもちやすい食べ物です。
口内炎など熱のサインが出てたり、のどが痛かったりする時には、控えた方がいいと思います。
あと、妊婦さんも、こういった熱のもちやすい食べ物は、たくさん食べ過ぎない方がいいですよ。
冷え症の対策は、干姜や生姜だけではありません。
流行ってる?干姜、「冷え性さん」といったら生姜と思うところかもしれませんが、
もしかして、体質にあってなければ、ただの熱を生みだす原因になってしまいますので、
口内炎などのからだのサインをみつつ、上手に冷え対策をしてくださいね。

前回記事にした黒豆も、
からだを温めるチカラ、熱はもたないけれど、巡りを良くするチカラがあるので、
手足の冷えがある人には、オススメの食材だ。
「冷え性」だからと、1つの食材にこだわりすぎずに、いろんな食材をバランスよく。
あっためる食材は、やや多め・・・これくらいの方がいいんじゃないかな~と思ってます。
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日時:2013年3月2日(土) 10:00~12:00
場所:カモミール 世田谷区宮坂2-26-24-1F
(小田急線豪徳寺駅徒歩2分または、東急世田谷線山下駅徒歩1分)
参加費:会員3,000円/非会員3,500円 + 材料費500円
お申込み&お問い合わせは、お電話にて 03-5426-2123
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