熱中症対策② 飲んでいるのに脱水?のメカニズム
『一番の名医は自分で、一番の妙薬は自分が持ってます』
未病予防は、毎日の食と生活から。
神奈川から未病予防を発信する、中医学・薬膳教室 おうち食医®主宰の、のりたまこと、萌木のり子です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
〈中医学未病予防セミナーのお知らせ〉
次回の中医学未病予防セミナー・今日からできる生活養生冬編は、
日時:10月26日(土)10:00~12:00
場所:ユニコムプラザさがみはら(小田急線相模大野駅より徒歩3分)
となります。
お申込み&お問い合わせは、中医養生事務局まで
youjyou2018@gmail.com
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今さら?ながら、熱中症のお話。
「熱中症対策① はじめに」はこちらから
さて、熱中症の前に、1つ知っていていただきたいのは、
私たちの口から入った食べ物、飲み物は、
全て体に必要な水に変わるわけではないということ。
(私の講座を1度でも聞いてくださったり、このブログをいつも読んでくださる方は、
「しつこいな~」と思う話かもしれませんが(笑)、大事なことだから何度も言います)
私たちの口から入ったものは、私たちの胃腸が吸収してから、
初めて、私たちの体に必要なもの(中医学では気・血・津液(=水))に変われます。
ほら、私たちの体を潤している水(中医学では津液)は透明です。
コーヒーやオレンジジュースを飲んでも透明です。
みなさんの唾液や目を潤している水は透明ですよね?
みなさんの体表は程よく潤っていると思いますが、それも、コーヒーやオレンジジュースの色じゃない。
私たちの口から入った飲み物は、
一度、胃腸(中医学では脾という)で沸かします。
そして水蒸気になったものが、液体に変わる。
つまり、一度沸いて、水蒸気にならないといけないんです。
で、口から入って、胃腸が受け入れられなかったものは、
残念ながら、体を潤す水には変われず「湿」となってしまう。
湿は、体をだるくさせたり、
アレルギーのもとになったり、
鼻水や痰のもとになったり、
リウマチ、神経痛、頭痛のもとになったり、
悪さはするけど、体の役には立たないんです。
で!ここ大事!!
体を潤すのも、
のどの渇きをとるのも、
体の熱を冷ますのも、
熱中症予防も、
湿にはできないんです。
できるのは、
一度胃腸が受け入れてくれた
水(=津液)だけ!!
で、
甘いもの
冷たいもの
脂っこいもの
生もの
味の濃いものは、
胃腸の働きを弱らせるから、
「湿」になりやすい。
考えてみて!
一度沸騰させるの、
冷たい水と、常温以上もしく温かい水の、
どちらが沸騰しやすい?
そう!
これだけ、
「熱中症対策には、水飲んで」
ってあちこちで言っているのに、
飲まない人はいないでしょう(笑)
飲んでいるのになぜ脱水? なぜ熱中症??
というのは、こんなメカニズム。
お腹はちゃぽちゃぽ音がするくらい、
むくむくらい水はあるよ?
だってたくさん飲んでるもん。
ちゃぽちゃぽやむくみは「湿」のサインですよ。
飲んでいるものから、たくさんの湿ができちゃってるなら、
それだけ体に必要な水(=津液)はできていないってこと。
汗で失った水は補えていないということです。
そりゃ、脱水にもなるわな。
そりゃ、熱中症にもなるわな。
早く沸かすなら、常温よりも、温かい飲み物の方がなおオススメ!
「だって、こんな暑いのに温かいものを飲めっていうの?無理~」
・・・な人は、脱水になっても仕方ないよね(笑)
だって、人間の体ってそういうふうにできているんだもの。
口当たり、のど越しがいい、冷たいものは、
のどを通りすぎるときだけが気持ちよくて一時の快楽。
一時の快楽も必要でしょう。人間だもの(笑)
でもね、一時の快楽だけだと、
どんなに飲んでも、水不足になる。
だから、冷たいものばかり飲んでいる人は、
意外と、「暑い暑い」いうの。
で、すぐにのどが渇くの。
で、たくさん飲んで、ちゃぽちゃぽや、むくんだりするの。
ってことで、
すでに脱水や熱中症になってしまった人は、
振り返ってみてください。
食や生活。
必ず原因は自分で作ってます。
次回は効率的な水の取り方についてお話します。
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私たちの口から入った食べ物、飲み物は、
全て体に必要な水に変わるわけではないということ。
(私の講座を1度でも聞いてくださったり、このブログをいつも読んでくださる方は、
「しつこいな~」と思う話かもしれませんが(笑)、大事なことだから何度も言います)
私たちの口から入ったものは、私たちの胃腸が吸収してから、
初めて、私たちの体に必要なもの(中医学では気・血・津液(=水))に変われます。
ほら、私たちの体を潤している水(中医学では津液)は透明です。
コーヒーやオレンジジュースを飲んでも透明です。
みなさんの唾液や目を潤している水は透明ですよね?
みなさんの体表は程よく潤っていると思いますが、それも、コーヒーやオレンジジュースの色じゃない。
私たちの口から入った飲み物は、
一度、胃腸(中医学では脾という)で沸かします。
そして水蒸気になったものが、液体に変わる。
つまり、一度沸いて、水蒸気にならないといけないんです。
で、口から入って、胃腸が受け入れられなかったものは、
残念ながら、体を潤す水には変われず「湿」となってしまう。
湿は、体をだるくさせたり、
アレルギーのもとになったり、
鼻水や痰のもとになったり、
リウマチ、神経痛、頭痛のもとになったり、
悪さはするけど、体の役には立たないんです。
で!ここ大事!!
体を潤すのも、
のどの渇きをとるのも、
体の熱を冷ますのも、
熱中症予防も、
湿にはできないんです。
できるのは、
一度胃腸が受け入れてくれた
水(=津液)だけ!!
で、
甘いもの
冷たいもの
脂っこいもの
生もの
味の濃いものは、
胃腸の働きを弱らせるから、
「湿」になりやすい。
考えてみて!
一度沸騰させるの、
冷たい水と、常温以上もしく温かい水の、
どちらが沸騰しやすい?
そう!
これだけ、
「熱中症対策には、水飲んで」
ってあちこちで言っているのに、
飲まない人はいないでしょう(笑)
飲んでいるのになぜ脱水? なぜ熱中症??
というのは、こんなメカニズム。
お腹はちゃぽちゃぽ音がするくらい、
むくむくらい水はあるよ?
だってたくさん飲んでるもん。
ちゃぽちゃぽやむくみは「湿」のサインですよ。
飲んでいるものから、たくさんの湿ができちゃってるなら、
それだけ体に必要な水(=津液)はできていないってこと。
汗で失った水は補えていないということです。
そりゃ、脱水にもなるわな。
そりゃ、熱中症にもなるわな。
早く沸かすなら、常温よりも、温かい飲み物の方がなおオススメ!
「だって、こんな暑いのに温かいものを飲めっていうの?無理~」
・・・な人は、脱水になっても仕方ないよね(笑)
だって、人間の体ってそういうふうにできているんだもの。
口当たり、のど越しがいい、冷たいものは、
のどを通りすぎるときだけが気持ちよくて一時の快楽。
一時の快楽も必要でしょう。人間だもの(笑)
でもね、一時の快楽だけだと、
どんなに飲んでも、水不足になる。
だから、冷たいものばかり飲んでいる人は、
意外と、「暑い暑い」いうの。
で、すぐにのどが渇くの。
で、たくさん飲んで、ちゃぽちゃぽや、むくんだりするの。
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